翻訳会社での仕事の流れ

翻訳会社では、いくつかの仕事を分業で行うのが普通です。

まず、仕事全体の窓口になるコーディネーター(プロジェクトマネージャーなどとも呼ばれます)、その下には、実際に翻訳作業のファイル(たとえばマイクロソフトWORDのDOCファイルなど)を分析し、翻訳管理ソフトなどを使って翻訳対象箇所を洗い出し、正味の翻訳作業量を明らかにするスタッフがいます。実際に翻訳作業を行う、いわゆる「翻訳者」はたいてい外部のスタッフで、たいていページ、あるいは1語あたり幾らという従量制の単価で仕事をする、フリーランスであることが多いようです。この翻訳者たちはドキュメントの全体がどうなっているのかは知らないままに、部分だけを渡されて、翻訳対象箇所だけを翻訳してゆきます。

翻訳し終わったら、翻訳会社内のスタッフがそれらのデータを集めて統合し、発注時のファイル群に対応する、翻訳後のファイル群を完成させます。その統合作業の前か後の時点で、どんな翻訳会社の場合も必ず「レビューアー」と言われる人たちが品質チェックを行います。実は翻訳会社の質はここで決まります。レビューの時点で、「リンギスティックレビューアー」(言語面のチェッカー)は必ず行うものの、これに加えて次のステップを必ず実施するのが、信頼のおける翻訳会社です。

ひとつは「テクニカルレビュー」(専門性の観点でのチェック)、もう一つは(日本語から別の言語への翻訳の場合ですが)「ネイティブレビュー」(その言語の発話者によるチェック)です。

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